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著者
税計くん(相続税・贈与税専門ライター)
国税庁タックスアンサー・税制改正大綱等の一次情報をもとに記事を作成。法改正には随時対応しています。
最終更新日:2026年10月8日
相続手続きで必要な書類一覧:役所・金融機関・法務局での手続き|相続税・贈与税計算ツール
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相続手続きで必要な書類一覧:役所・金融機関・法務局での手続き

📅 2026年10月5日 🔄 2026年10月8日 更新

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相続手続きでは、さまざまな役所や機関で多くの書類が必要になります。「どこで何をもらえばいいのかわからない」という方のために、手続き別・書類の取得先別に整理しました。

⚠️ この記事のポイント

  • 相続手続きの基本書類は①戸籍謄本類②遺産分割協議書③相続税申告書
  • 戸籍謄本は「法定相続情報証明制度」を使うと1セットで済む
  • 金融機関・法務局・税務署ごとに提出書類が異なる
  • 期限のある手続きは相続放棄(3ヶ月以内)と税務申告(10ヶ月以内)

相続手続きで共通して必要な書類

ほぼすべての相続手続きで必要になる基本書類です。まずこれらを揃えましょう。

書類 取得場所 手数料 有効期限
被相続人の出生〜死亡までの戸籍謄本(除籍・改製原戸籍を含む) 本籍地の市区町村役場 1通450〜750円 なし(最新のもの)
被相続人の住民票の除票(本籍記載) 死亡時の住所地の市区町村役場 1通300円程度 なし
相続人全員の戸籍謄本 各自の本籍地の市区町村役場 1通450円 発行日から3ヶ月が目安
相続人全員の印鑑登録証明書 住民登録地の市区町村役場 1通300円程度 発行日から3ヶ月が目安
遺産分割協議書(遺言書がない場合) 相続人で作成・実印押印 (作成費用のみ) なし

法定相続情報証明制度を活用しよう

複数の金融機関や法務局での手続きがある場合、法定相続情報一覧図を法務局に提出すると、認証済みの「法定相続情報証明書」を無料で複数枚もらえます。各手続きに戸籍謄本の束を何通もコピーする手間が省けます。

不動産(土地・建物)の名義変更に必要な書類

不動産の相続登記は2024年4月1日から義務化(相続を知った日から3年以内)されました。

書類 取得場所
登記申請書 法務局窓口 or 法務局HPからダウンロード
固定資産税評価証明書 不動産所在地の市区町村役場
相続関係説明図 自分で作成
共通書類(上記の戸籍謄本・遺産分割協議書等) 各取得場所

登記免許税は固定資産税評価額 × 0.4%です。

金融機関(銀行・証券会社)での手続きに必要な書類

各金融機関によって書類が異なりますが、一般的には以下が必要です。

証券口座の場合は、受け取る相続人の証券口座への移管手続きが必要です。

相続税申告に必要な書類

相続税の申告は、被相続人の住所地を管轄する税務署に行います。

手続きの期限まとめ

手続き 期限 窓口
相続放棄・限定承認 相続を知った日から3ヶ月以内 家庭裁判所
準確定申告(被相続人の所得税) 相続を知った日から4ヶ月以内 税務署
相続税の申告・納税 相続を知った日から10ヶ月以内 税務署
不動産の相続登記(義務) 相続を知った日から3年以内 法務局
金融機関の名義変更 法的期限はないが早めに 各金融機関
💡 まず相続税がかかるか確認しよう
書類収集の前に、そもそも相続税の申告が必要かを相続税計算ツールで確認しましょう。基礎控除以下なら申告は不要です。

相続手続きに必要な書類一覧

相続手続きには多数の書類が必要です。金融機関・法務局・税務署によって求められる書類が異なるため、まとめて準備しましょう。

共通書類(ほぼ全ての手続きに必要)

書類名 取得先 有効期限
被相続人の戸籍謄本(出生〜死亡全部) 市区町村役場 制限なし
被相続人の住民票除票 市区町村役場 制限なし
相続人全員の戸籍謄本 市区町村役場 制限なし
相続人全員の印鑑証明書(実印) 市区町村役場 3ヶ月以内
遺産分割協議書(相続人全員の実印) 相続人間で作成 制限なし

不動産の相続登記に必要な追加書類

書類名 取得先
固定資産税評価証明書(当年度) 市区町村役場
登記事項証明書(不動産謄本) 法務局・オンライン
相続登記申請書 法務局(書式・HP掲載)

金融機関(預貯金・有価証券)での手続きに必要な書類

書類名 備考
各金融機関所定の「相続手続依頼書」 金融機関によって書式が異なる
被相続人名義の通帳・証書・カード 見つかる分だけでOK
残高証明書(申告用) 相続税申告に必要(相続開始日時点)

法定相続情報証明制度の活用

2017年から始まった「法定相続情報証明制度」を使うと、法務局で一度認証を受けた「法定相続情報一覧図の写し」1枚で、複数の手続きに対応できます。

相続人が多い・金融機関の口座が多い・不動産が複数あるケースでは特に効果的です。

相続手続き時系列まとめ

期限 手続き
7日以内 死亡届提出(死亡診断書取得)、火葬許可証申請
14日以内 年金受給停止・健康保険の手続き
3ヶ月以内 相続放棄・限定承認を検討・実施(期限厳守)
4ヶ月以内 準確定申告(事業所得・不動産所得があった場合)
10ヶ月以内 相続税申告・納付、不動産相続登記(義務化)
1年以内 相続放棄による管理義務の引継ぎ
3年以内 相続登記の義務(2024年4月以降)、未分割申告後の本申告

相続手続きに必要な費用の目安

手続き 費用の目安
戸籍謄本(1通) 450〜750円
住民票(1通) 200〜300円
印鑑証明書(1通) 200〜300円
登記事項証明書(1通) 600円(窓口)・500円(オンライン)
不動産相続登記の登録免許税 固定資産税評価額×0.4%
司法書士への登記依頼費用 5〜15万円程度
税理士への相続税申告依頼費用 遺産総額の0.5〜1%(目安)

デジタル資産の相続手続き

スマートフォンの中に重要な資産情報が格納されていることがあります。被相続人の死亡後、パスワードがわからないとアクセスできず、財産の把握に支障が出ます。

生前に「エンディングノート」にデジタル資産のID・パスワードを記録しておくことで、遺族の手続きが大幅にスムーズになります。

📖 参考:国税庁タックスアンサー(一次情報)

相続税の申告手続き

※ 税法は改正されることがあります。最新情報は国税庁公式サイトでご確認ください。

参照・引用資料

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この記事の執筆者:管理人

親族の相続手続きを機に相続税・贈与税を独学で学び、試算ツールの必要性を感じてサイトを開設。国税庁タックスアンサー・税制改正大綱・税務書籍を参照して記事を執筆しています。記事は参考情報です。実際の申告は税理士にご相談ください。